MLA5日目

朝7:30からOpen Forum。

Open Forum: Ethics Task Force
Open Forum: Health Information Literacy
Open Forum: Librarians without Borders®
Open Forum: National Institutes of Health Public Access Policy Update
Open Forum: Social Networking Software
Open Forum: Speed UpDating

NIHのオープンアクセスポリシーは、日本でもかなり話題になっているが、NIH(米国の国立衛生学研究所)が、助成をした研究はPubMed Centralという無料の電子ジャーナルアーカイブにファイルを提出することを義務付けるポリシーを発表している。
参加した人の話をまた聞きしたところによると、ファイルのアップロード方法のレクチャー等があったそうである。


その後、大会最後のポスターセッションと企業展示場のオープン。階下に降りる。

ハワイのエレベーターって、日本のスピードより遅い気がする。

ポスターセッションの発表は3つのグループに分けられていて、3日のどこかで、ポスターの前にいるようにという指示がある。決められた日までに貼ればいいので、今日ようやく貼られたポスターも多い。間に合わなくて、「Canceled」などとメモが貼ってあるだけの場所もいくつか見られた。

必要なポスターを見たら、暇ができたので、企業展示場の一角で、出版社McGraw Hillが出している無料マッサージのコーナーへ行ってみた。

午後からは、分科会。
INTERNATIONAL COOPERATION SECTION"〜"Issues in Japanese Health Sciences Librarianship"
つまり、「日本の医学図書館について」という分科会があり、日本の医学図書館について、米国の医学図書館協会の年次大会で初めて紹介するという機会が設けられた。これは日本にとって歴史的な瞬間といえる。

モデレーターは、愛知淑徳大学の野添先生。
発表者は、4人の方々だった。
医学中央雑誌について:医中誌刊行会 生崎さん
日本の病院図書館での患者情報サービスについて:東邦大学 牛沢典子さん
日本の医学図書館での認定資格について:杏林大学 諏訪部さん
日本の医学情スペシャリストの教育について:国立保健医療科学院 緒方先生






参加者は50人くらいいて(半分は日本からの参加者ですが)、なかなか盛況だった。日本の医学図書館について、こうしてまとめて発表されることには大きな意義があると思う。日本の医学図書館協会の会長はどんな人?とか、保険制度はどうなっているのかとか、意外な質問もあって、おもしろかった。

その後は少し時間ができたので、アラモアナ海岸まで出て、ヨットハーバーでぼんやりとして、手紙を書いた。

その後浜辺を歩いてパーティー会場へ。


最後の夜は、いつもパーティーがある。今回はハワイと言うことで、LUAUと呼ばれる野外パーティーが繰り広げられる。Hale Koa Hotelという、米国陸軍の保養施設であるゴージャスな施設へと向かう。

ワンドリンクをもらって芝生へ向かうと、ハワイアンミュージックがお出迎え。

奥様が日本人だというイエール大学の図書館の方がいたが、その奥様と一緒に写真をぱちり。


その後、テーブルについて、ハワイアンな食事をいただいた。前のステージでは、ポリネシアンダンスやファイアーダンスが繰り広げられていた。


すっかり日も暮れて、飲みたい気分になった方々とヒルトンのバーへ。プールサイドしか空いてないということでプールサイドに行ったら、こんな感じに。