MLA開会式・ポスター発表

継続教育コースの日々は終わり、今日からついに大会本番。

会場に来ると、ついに出た。手を消毒する機械が設置されていた。しかし、誰も使っている様子はなかった。私は珍しがって使ってみたけど。ハワイの小学校でも発症した人がいて、感染者は6人くらいになっているらしい。

朝は、Majors Walkという、MLA会長などえらい人たちと散歩するプログラムがあるので、それに参加しようかと思っていたが、徒歩3分のコンベンションセンターではなく、徒歩15分以上あるヒルトンホテルに朝6時半に集合というもので、間に合わなかった。

サンライズセミナーという、業者セミナーが朝7時から3つ開催されているので、Ovidのセミナーに参加した。
朝早いのに、図書館員が100人ほど部屋のなかで話を聞いている。内容は、電子リソースの統合。この難しい問題を、Ovidならできます!と言ってのけていた。

このセミナーには、部屋のなかに朝食が用意されているのがありがたい。クロワッサンとマンゴーティーを手に話を聞く。

8時に終了して、8時30分から、もう開会式だ。

ハワイのニュースによると、世界中から2300人の参加者が今回の大会に集まっており、1100万ドルの経済効果が見込まれるという。つまり、11億円?そんなに??
でも確かに、私もここにいるだけで、宿泊費だけでも10万円くらいつかっているから、10万円かける2000人でも、2億円になるから、そんなものかなぁ…。


The Medical Library Association will hold its 2009 Annual Meeting and Exhibition at the Hawai'i Convention Center from Friday through May 20.

The meeting is expected to draw an international attendance of 2,300 participants and is expected to generate nearly $11 million in statewide spending. Tax revenue is estimated at more than $1 million with the Center's hotel partners benefiting with more than 18,000 booked rooms.

The association is a nonprofit, educational organization with more than 4,000 health sciences information professional members and partners worldwide promoting the importance of quality information for improved health to the healthcare community and the public.

http://www.bizjournals.com/pacific/stories/2009/05/11/daily27.html
http://www.honoluluadvertiser.com/apps/pbcs.dll/article?AID=200990512060


会長の宣言、ハワイ大会の主要メンバーの人たちの紹介、会長の演説が続く。5年前と比べて、格段に話の内容がわかるので涙が出そうに嬉しい。


9時半からは、基調講演。Google Healthを作ったというイケメンが登場。女性が多い会場はにわかに盛り上がるのである。この人です↓
http://web2.sys-con.com/node/221355

が、この人の話し方は早すぎて、ほとんど聞き取れない。がっくり。すごくおもしろそうな内容なのに…。パワーポイントを読み取る。21世紀の医療は、コンピュータをベースにして、自分の測定値などを定期的にドクターに送り、問題があれば報告して、いつでもコンピュータを媒介にして診てもらえるようになるでしょう。医療情報も、ただたくさんあればいいってもんじゃない。必要な情報を患者は入手できるようになるのだ…というような話だった。

お昼はフードコートでハワイアンフードに挑戦。うっかり写真を撮り忘れたけど、ジャスミンの葉に包まれた鶏肉や春雨の炒め物のような食べ物は、日本人には親しみやすい味付けだった。ご飯ほしいな…と思ったのである。

お昼が終わると、会場に行ってポスターを貼る。ついに発表の時がやってきた。定められた1時間の間、ポスターの前に立って、興味を持ってきた人に説明をする。たくさんの人が前を通って行った。

ルーマニアの人が来て、「あなたのところの利用者は、図書館にペットボトルを持ち込みたいって言ってるの?うちはだめだとは言ってないけどいい顔はしていないの。難しい問題よねー」とか言うので、にわかにルーマニアを近く感じてしまった。アメリカの人でも、「ペットボトルとふた付きの容器はいいけど、缶とかを持ち込む人もいる。ちょっとアレよね」と言っている人がいた。


夜は、レストランに連れていっていただいた。
田中・オブ・東京という鉄板焼きのお店で、やけにシェフがリズミカルなパフォーマンスを繰り広げてくれる。いわゆる日本料理でも日本の家庭料理でもないけれど、久しぶりの日本的に美味しい夕食に、やっぱり日本の食べ物って素晴らしいぜ…と思ったのでした。